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【HSPおすすめ本】繊細な心の科学でHSPの理解を深めよう

繊細な心の科学
みなみ

こんにちは!HSP(=繊細さん)のみなみです!

HSPは日常の中で様々な情報をキャッチしてしまい、疲れやすい傾向にあります。この刺激に敏感な「繊細さ」は

  • どこからくるのか?
  • 何が他と違うのか?
  • 変えることは出来ないのか?

そう思う方もいらっしゃると思います。

そんな方にお勧めな本が「繊細な心の化学ーHSP入門」です

今回は、こちらの本をご紹介します。

みなみ

HSPについて詳しく知りたいと思っている方にはぜひ読んでいただきたいです^^

この本の私の感想は、

HSPの持つ「繊細さ」を心理学の観点で紐解いた分かりやすい、そして優しい気持ちになれる本でした。

この記事では、HSPである私が「繊細な心の化学ーHSP入門」を読んで参考になった事4つを紹介しますね。

興味がある方はぜひ手に取って読んでみて下さい^^

こんな方におススメ
  • 「繊細さん」「HSP」という言葉を最近知り、HSPについて理解したいと思っている方
  • 心理学の研究などの側面から「繊細さん」「HSP」を知りたい方
目次

HSPの私が「繊細な心の化学ーHSP入門」を読んで参考になったポイント3つ

繊細な心の化学を読んで参考になったのは以下3つです

参考になったこと
  • 繊細な人ほど相手の気持ちを大げさに誇張して感じてしまうということ
  • 性格の状況論で言えば性格は変わる
  • HSPは家で言うと1階部分

一つづつ解説していきますね。

繊細な人ほど相手の気持ちを大げさに誇張して感じてしまう

串崎氏は「相手がどれくらい寂しそうか直観的に想像し数値化してもらう」という研究をされています。その研究では、”HSPの直観は、少し大げさに(誇張して)感じ取る傾向がある”と結論が出たそうです。

参考:繊細な心の化学ーHSP入門P42‐P43 著書:串崎真志

「悲しい」とかそういう感情を敏感にキャッチするHSPですが、相手の心情は「悲しいけど風呂入って忘れよ♪」程度だったとしても、HSPの場合「深刻に悲しんでいる」と、大げさに感じ取ってしまうようです。。

みなみ

つまり、あなたが感じている(と思った)相手の気持ちが全て本当(相手が感じている気持ち)ではないという事です。

これは思い当たる節があります、かなり。

友達の会話の中で「相手が嫌な気持ちになったかも…」と思ったことがありました。特にその話題には触れていないですが、その後相手がよそよそしい感じを受けました。そのうちだんだん「おこってるかも」「私の事嫌いになったから最近目も合わしてくれないのかも」という思いになりました。友達に「あの時嫌な事言ってごめんね」と伝えると、相手は「なんのこと?」と会話の事など覚えていませんでした。目が合わないのもタイミングの問題であり、自分が感じ取っている情報と現実には差がありました。雰囲気など様々なことを過敏に感じるHSPには意外と多い現象ではないかもと思いました。

このようにHSPは色んな情報をキャッチできますが、その情報すべてが現実を表していない事もあります。

みなみ

この研究結果を読んで、「自分が認識している事が全てじゃない」と改めて自分に言い聞かせました。

考えてみれば当たり前の事なんですけどね…

性格の状況論で言えば性格は変わる

精神のバランスを崩すのは困りますが、自分の中にさまざまな「私」があることは、むしろ自然のように思います。場面を超えて、場面に影響されない性格なんて、あるのでしょうか?その意味で、性格は、しょせん「実体」のない概念です。

繊細な心の化学ーHSP入門 P105 著者:串崎真志

状況でその人の性格が変わる・変わっているように思える事を、心理学用語で「性格の状況論」と言うそうです。

みなみ

確かに、旅行をしたりするといつもの自分では考えられない積極的な自分が出てきたことがある。

私は旅先・気が合う相手とはスムーズにコミュニケーションが取れるのに、職場や嫌いな相手の前だと途端にコミュ障になる自分が嫌いでしかたありませんでした。場所・人によって変わってしまう(うまくできない)自分を消してしまいたいと思っていました。

しかし、「誰にでも同じような性格であるべき」と自分を押さえつけることで、むしろ自分を生きづらくしているのかもしれません。

場所・相手によって性格が変化する自分も認めてやることが生きやすさのポイントなのかもと感じました。

家で表すと、HSPは1階部分

例えば、一階部分がHSP、二階部分が不安症、三階部分が不登校などのように、HSPをベースに、さまざまな症状や問題行動が現れるのです。

繊細な心の化学ーHSP入門 P30 著書:串崎真志

串崎氏は「不安症?それともHSP?」と存在するのではなく、ベースにHSPがあるという事です。

HSPがあって様々な刺激に敏感➡不安症➡不登校。と言うようにや問題行動が乗っかるのでそれぞれに対処が必要と言う訳です。

この考えは私にもスッと入ってきました。

ただ、発達障害の症状の神経過敏とHSPの特質が似ているため見分けが出来ないという話も聞きます。また、ADHDでありながらもHSPの方も居ます。なのでHSPが1階部分なら地下に発達障害が潜んでいるのも忘れてはいけないな、と思ったりもしました。

また、脳の部分の役割や腸内細菌についてなど、各所にコラムが配置されていてちょっとした勉強になりました。

HSPの理解を深めるのにぴったりな一冊だと思います。

みなみ

もしよければお手に取って読んでみて下さいね

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